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使い古された愛と死 [HeavyMetal]

 インターネットラジオなるものを聴こうとしたら、どうも聴こうとした番組のデータが消失しているかアクセスできないのかで、気を使ったブラウザが洋楽のヒットしてる楽曲を代わりに流してくれた。UKロックっぽいんだけどちょっとデス声テイストの絶叫も入っていて、荒んだ私の心にクリーンヒット。これはちょっといいかもしれない。欲しい。と、なりまして。探して参りました、そのバンドの名は『The used』
買ったアルバムは「In Love And Death」(2004)
 アメリカはユタ州。西部開拓時代、厳格なモルモン教徒たちが楽園を求めて移住した、冬季オリンピックで日本でもおなじみになったソルトレークシティのある州出身の若者たちが興したバンド。規律正しく高いモラルが根付く土地にあって、このバンドの音楽性は挑戦的とも言える内容。ジャケットのアートワークは精神に刺さる系の神経質な絵柄です。ライトなデス声の入り交じるポップス系パンクロックな曲がメイン。全体的にたいへん聞きやすく、なるほど、これは人気も出るでしょう。実際アメリカではかなり売れているようです。
http://www.wmg.jp/artist/theused/profile.html
 一番のお気に入りの曲はやはり、最初に目当ての番組が聴けなくてくさくさしていた私にブラウザが気を使って流してくれたデス声の多い「I 'm a fake」です。あああ、所詮、僕は何かの偽物に過ぎないんだーっ! 絶望した!ぎゃわ〜!という感じがよくでている曲であります。
メタルに傾倒していた私ですが、これからはもっと色々と食指ならぬ触手を伸ばして新たなお気に入りBGM獲得に挑戦していこうと思いますにょろにょろ。

 先日買いました、トワイライトニングの『SWINE LORDS』はiPODに落として車中で何度もリピートしております。ギシギシとひしめくようないかすツインリードギターと、皮肉に乾いたストイックなヴォーカルのギグに私の心は踊ります。ますます尖って前衛化していくトワイライトニング。これからも応援していきたいと思いますくねくね。

 1年くらい前に買ったのですが、老舗ジャーマンメタルバンド、ブラインド・ガーディアンの最新作もピックアップ。
「A Twist In The Myth」(2006)
公式サイト
http://www.blind-guardian.com/
Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブラインド・ガーディアン
 ブラガと言えばデビュー当時より幻想文学の世界観を音楽で表現し、ついには決定版とも言える、全編がJ.R.R.トールキンの指輪物語を主題にした「Night fall in middle-earth」でファンタジーを構築した組曲、すなわちエピック・ヘヴィメタルを極めたと言えます。約4年の沈黙。もうやれる事がなくなったか?とファンを心配させた後に世に放った「A night at the OPERA」では、同じくファンタジー世界を唄っているのに、まったく違う雰囲気。まったく異なるアプローチで野心むき出しの音楽世界をファンに提案。ファンは多少の違和感を持ちつつも、新たなブラガの局面を受け入れたものでした。この新作アルバムでは現在、過去がしっくりと融合して懐かしくも新しいという雰囲気にまとまっており、ある意味これからも安心してついていけるバンド!と期待が持てる内容となっておりました。私はブラガに一生ついていきますにゅるにゅる。
orgnl_nightmare-for-you.jpg

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