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人生曇り模様:ライアン・ラーキンの世界 [俺の日常]



『ライアン・ラーキン路上に咲いたアニメーション公式サイト』
http://www.ryan-animation.com/


 高崎映画祭やってるし、期間限定のレア映画なので今日観に行こうかと画策中。
JR高崎駅西口の商店街の中にある「シネマテークたかさき」で3日は20:00から。
5日までしかやってないよ!
上映時間もなんだか不定期。

 今のとこ1人で見に行く予定だけど、興味ある人いるかな。
アート系アニメーション作家ライアン・ラーキンの作品と生涯をまとめた映画みたい。
俺はこういうの大好きなんだけどねぇ。

予告トレイラー
http://www.youtube.com/watch?v=8h35AVLmGmU


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 観て来た。
晴れてるし平気かと思ってバイクで片道20kmばかりを走ってきたけど、やっぱまだ寒いわ。
体はともかく、手足の先端に来るね!


 映画は前半が本人とその周囲の人々のインタビューを含んだドキュメンタリー。
後半にまとめてライアン・ラーキンが制作した短編アニメーションを連続で流す構成。
映画全体は45分弱と短いです。

 ドキュメンタリー部分の薬キメてる人が見てる世界みたいなドギツイCG絵は要らないような気がするが、まあ楽しめた。
 若き天才と唱われたライアン・ラーキンの作品も、その昔コミケなどで学漫サークルで大学のアニ研みたいなところの習作アニメ映像探しまくって買ってたほどの前衛アニメーション大好きっ子の俺にはドストライクだった。

 ライアン・ラーキンは近年、ホームレス生活者から創作者へと復帰してまた実体験を元にしたアングラアニメ作品を手がけていたが、2007年に急逝。
ホームレスに成った時点ですでに自分の創作力の枯渇を自覚したらしく、まあそれはいいんだけど、俺としてはもっとドキュメンタリー部分でそうしたクリエイターの葛藤とか当時の栄光っぷりとか転落っぷりの踏み込んだリアルな内容を知りたかった。
ライアン・ラーキンがお金に絶望した理由とかね。
ケバケバなCGの語りで誤摩化されたような視聴感があった。

 観る前に思ってたよりは普通の作品ばかりだったが、奔放な色彩と自由な変異を繰り返す手描きアニメに俺は魅了されたと言えよう。
特に代表作と言われる『ウォーキング』は素晴らしかった。
他の作品なども、若き日々に持つドロドロとした憤懣や性的衝動みたいなものもなんとなく映像から伝わるものがある。
ライアン・ラーキンは基本的にダメ人間なんだけど、彼の存在も含めてその作品は後世に遺す価値が充分にあると思う次第です。


ところで、So-netブログには直接動画貼付けできないのかな??
まあいいか。

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